ケア用品の種類と取り扱いの注意点

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以前に比べてユーザーが増えたアイテムには様々なものがあります。その1つがコンタクトレンズです。昔は視力矯正用アイテムというとメガネの装着が一般的でした。コンタクトレンズは、どちらかといえば若い女性がオシャレ目的で装用する“カラーコンタクトレンズ”のほうが一般的であったように思います。

しかし、現在はメガネと同じように、コンタクトレンズも気軽に使うことができるようになっています。その理由の1つに通販ショップの利用が広く普及したことが挙げられます。メガネに比べて、定期的に新しい商品を購入しなければならないのがコンタクトレンズです。実店舗のみの販売では、購入を億劫に思う方が多かったでしょう。しかし、通販ショップの利用が一般的になってからは、コンタクトレンズの購入に通販ショップを利用する方が増えました。実店舗よりも簡単に購入でき、1箱あたりの値段も安価です。結果として、コンタクトレンズを使用するユーザーが増えたと言えます。

コンタクトレンズ商品で主流のものは、使い捨てレンズと呼ばれるものです。そのうち、連続装用タイプと呼ばれる2week・1monthタイプは、コストパフォーマンスに優れた商品です。

2weekや1monthのソフトコンタクトレンズを利用する方には欠かせないもの、それがコンタクトレンズのケア用品です。おもに必要なケア用品として「洗浄液」「保存液」「専用ケース」の3つがありますが、これらの特徴や使い方、管理方法などを知らない方も多いのではないでしょうか。今回は、これらのケア用品について、知っておきたい事柄をまとめました。

洗浄液には種類がある

洗浄液には、3つの種類があります。

<MPS(マルチパーパスソリューション)>
通常、コンタクトレンズは、洗浄するために「洗浄液」、保存するために「保存液」を使いますが、「MPS」は洗浄・すすぎ・消毒・保存をすべて行えるので、わざわざ洗浄液と保存液の2つを購入する必要がありません。ただし、洗浄の際には、こすり洗いをしなければなりません。

<過酸化水素系>
消毒力が強い洗浄液です。レンズをこすり洗いしなくてもいいので、手入れが簡単です。ただし、汚れがひどい場合は、こすり洗いが必要です。また、中和剤を使わなければ、目に悪影響を与えますので、必ず一緒に使ってください。レンズを装用する前には、洗浄液とは異なる「保存液」ですすぐことが推奨されています。カラーコンタクトレンズには使えません。

<ポピドンヨード系>
過酸化水素系と同様、中和剤と一緒に使う洗浄液です。眼病予防に優れています。過酸化水素系洗浄液より刺激が少ないので、安全なのはこちらですが、ヨウ素に対する過敏症などの症状を持つ人は使えません。

洗浄液の期限に注意

洗浄液には、使用期限が定められていて、外箱や本体に記載されています。一般的には、開封後2ヶ月ほどなので、一時的にコンタクトレンズの装用をやめる方などは注意が必要です。また、未開封の洗浄液にも、使用期限はあります。だいたい製造から3年ほど、購入から1年半~2年ほどで、期限が切れるようになっていますので、セールなどで買い貯めをする場合は、その期限内に使いきれる分を購入しましょう。
・意外と知らない専用ケースの取り扱い方

コンタクトレンズのケースは、レンズを取り出すごとに水で洗い、風通しのいい場所で乾燥させなければなりません。可能ならば、洗浄液を使って洗浄すると、ケース内の消毒ができるので、より良いです。どちらにしても、洗った後に湿気を残ったままにしておくと、雑菌が繁殖したり、カビが生えたりする原因にもなるので注意しましょう。せっかくレンズを綺麗に洗浄しても、ケースが清潔でなければ水の泡。目のトラブルに繋がります。

また、洗って乾かすことで、何度でも使える専用ケースですが、実は、定期的な買い替えが必要です。これは、長期間使用し続けると、ケースに汚れがこびりついて、衛生的ではなくなってしまうからです。ケースの交換期間は、ハードコンタクトレンズ用は半年~1年、ソフトコンタクトレンズ用は2~3ヶ月ごとが望ましいです。

2week・1monthのコンタクトレンズは、レンズ自体だけではなく、ケア用品の管理や手入れも重要です。しかし、ワンデータイプに比べてコストが安いのが魅力です。特に、WAVEの2weekコンタクトレンズ「WAVE 2ウィーク UVplus」(https://wavecontact.jp/wave2week.htmlは、他社の2weekコンタクトレンズより平均価格が1,310円安いながらも、汚れにくく乾燥しにくい、品質も確かな製品なので、2weekコンタクトレンズを使いたい方には、ぜひおすすめしたい製品です。